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研究室紹介

古賀教授からのメッセージ

CEO


環境問題を正しく理解し、環境を保全していくには正確に環境を把握することが求められます。化学の基礎、化学分析手法、最新の分析技術をしっかり学び、環境分析機関をはじめ、医薬品の安全性評価機関、水処理メーカー等広い分野で活躍できる環境化学者の育成を目指しています


研究紹介

◆ 水生生物を用いた微量有害化学物質の生態毒性評価

甲殻類のアミ(Americamysis bahia)、オオミジンコ(Daphnia magna)およびヒメダカ(Oryzias latipes)を用いて微量有害化学物質の毒性試験(急性毒性試験、遊泳阻害試験、生殖毒性試験等)を行い、有害性を評価しています。海産のアミは淡水に棲息するミジンコと比較して有害化学物質への感受性が高く、米国環境保護庁(USEPA)における毒性試験にも用いられる生物です。



◆ 促進酸化法(AOP)による水環境中の有害化学物質の分解処理

促進酸化法による環境水中の有害化学物質の除去に関する研究を行っています。オゾンのほか、紫外線(UV)、UV/過酸化水素などを用いて難分解性の医薬品類や藍藻毒のミクロシスチンを対象に分解実験を行っています。対象物質のオゾンやOHラジカルによる分解速度定数、分解経路、分解副生成物などの知見を得ることで、水環境中の有害物質に対するAOPの有効性や安全性を評価し、水処理施設の最適化に貢献できればと考えています。


◆河口域における残留性有機汚染物質の生物濃縮と体内動態

有明海の河口域を対象に水・底質・生物中の残留性有機汚染物質(POPs)の調査を行っています。対象水域のPOPs濃度の三次元分布や分配(溶存態-懸濁態)の把握に加え、水生生物へのPOPsの移行も調査、解析しています。また並行して対象水域の生物量調査も行っており、POPsの有害性データとも照らして、POPsが河口域の水生生物へ与える負の影響について包括的に明らかにしたいと考えています。(小森田助教との共同研究)


 2012年度以前の研究室の卒業論文・修士論文のテーマはこちらをご覧ください。

研究室の1週間の活動(2014年度前期)

  • 月曜 10:00-12:00 ミーティング、文献紹介
  • 火曜 10:00-11:00 自主勉強会(Environmental Organic Chemistryの輪読)
  • 水曜 14:30-18:00 環境分析化学実験U(学生実験)
  • 金曜 13:00-16:00 研究進捗報告会、グループミーティング
  • Duty time 平日9時〜17時(研究・勉強時間)
  • 不定期 親睦会(飲み会)

主な分析機器(水環境科学研究室・資源循環化学研究室と共同使用)

  • GC/HRMS(Agilent6890/JMS700, Agilent/JEOL)
  • GC/MS(Agilent 6890/JMS-GCmateU, Agilent/JEOL)
  • GC-FID (Agilent)
  • GC-ECD (Agilent)
  • LC/MS/MS(Ultimate3000/TSQ Quantum Ultra, Thermo Fisher Scientific)
  • イオンクロマトグラフィー(DX-120, Dionex)
  • 偏光ゼーマン原子吸光光度計(Z-5310, HITACHI)
  • 偏光ゼーマン原子吸光光度計(Z-2700, HITACHI)

研究室の活動の様子(2013年度)

4月 台北科技大学の張研究室と学術交流会を開催しました。古賀研究室・石橋研究室の修士1年生、張研究室の博士後期課程の学生が英語で口頭発表を行いました。


8月熊本県の湧水地の水質調査に行きました。


9月
某河川における魚類調査に行きました。昨年と同様にスズキ、ボラ、ハゼ等を採取できました。サイズの大きい魚は現場で採血し、その後肝臓を摘出し、液体窒素で急速冷凍して持ち帰りました。大学帰着後、翌朝までほぼノンストップで後処理です。


台湾の国立台北科技大学と中原大学において、学術交流セミナーを開催しました。本研究室と石橋研究室の14名の学生が参加し、各大学で英語による研究発表を行いました。研究内容の意見交換や各大学間の教員・学生の交流をさらに温めることができ、大変有意義なセミナーとなりました。また、研究室見学のほか、台湾の水処理施設、水銀リサイクル施設等を見学させて頂き、台湾における最先端の環境技術を勉強することが出来ました。


10月 第2回の県内湧水地の水質調査に行きました。


2012年度
4月 4年生の歓迎会を兼ねて熊本城で花見を行いました。熊本城の夜景の下、研究室メンバーの交流を温めることが出来ました。


5月 有明海に初サンプリングに行ってきました。数名船酔いでやられましたが、ほぼ予定通りサンプリングを実施することが出来ました。


6月 久住山へ登山に行きました。当日は雨が心配されましたが、見事に晴れ渡り、久住山の素晴らしい景色を楽しむことができました。いつも研究室内での実験ばかりなので、よい気分転換になりました。



本学の姉妹校である韓国の祥明大学の短期研修生のみなさんとBBQをしました。楽しい国際交流となりました。


7月 第21回環境化学討論会(@愛媛県松山市)に参加し、研究発表を行いました。修士1年生は初めての学会でしたが、無事に発表を終えることが出来ました。また、学会前日には愛媛大学沿岸環境科学研究センターの施設見学をさせて頂きました。学会準備で多忙のなか対応して頂き、関係者の皆様に御礼申し上げます。


8月 32nd International symposium on halogenated persistent organic pollutants(@Cairns)に参加しました。


9月 篠原研究室とともに国立台北科技大との日台学術交流会に参加しました。4年生、修士1年生ともに初めての英語口頭発表でしたが無事に終えることが出来ました。台北科技大の学生とも大変仲良くなり、とても貴重な国際交流となりました。


10月 野外での魚類調査に行ってきました。小物から大物まで各種生物を採取することが出来ました。なお、県の特別採捕許可は得ています。












熊本県立大学
環境共生学部環境資源学科
古賀・小林研究室

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