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文学研究科

 卒業論文のテーマを更に深く探究したい人、教員免許の専修免許を取得したい人、 研究活動に関心のある人などには、大学院への進学の道も用意されています。 分野は大きく、日本文学・日本語学・日本語教育学・日中比較文化の 4つに分かれています。参考までに、近年の修士論文のタイトルを以下に掲げておきます。

<27年度提出>
-博士前期-
・「有対動詞「抜く」「抜ける」「抜かす」の用法の対応と相違」
・「「生活者としての外国人」のための日本語テキスト作成に向けて ―その枠組みと現状」
・「中国の大学の日本語専攻におけるダイレクトメソッドについて」
・「中国人学習者による日本語の特殊拍発話の特徴 ―アクセント型の違いによる比較」
・「「は」の用法とモダリティ」
・「『源氏物語』における和歌の機能」 ―《父親の付属物》である三人の女君と和歌の関係について」

<26年度提出>
-博士前期-
・「談話構造における文末詞「シ」の機能とモダリティ」
・「韓国語を母語とする日本語学習者の直示用法の指示詞の誤用と要因」
・「熊本藩士井沢蟠竜の研究」
・「経験のない日本語支援ボランティアに対する「自己教育力要請型」教師研修の有効性に関する実践研究」
・「『ての』形式をとる連体修飾表現の考察」

<25年度提出>
-博士後期-
・佐藤友哉「他者を要する動詞述語文の研究」
・和田礼子「従属節におけるアスペクトの研究」

-博士前期-
・「日本語学習者の「ケド」「カラ」の文末使用について」
・「日本語学習者による日本語学習者の日本語評価 ―日本語母語話者と日本語母語話者教師との比較を通して」
・「現代日本語の文末における判断表現の諸相」
・「明治期における「怪談」と鏡花作品 ―「春昼」「春昼後刻」を中心に」
・「熊本方言による「ヨル」と「トル」について ―〈直前〉用法を中心に」
・「国語科教育を参考にした日本語教育における文学作品の取り扱い ―太宰治『走れメロス』の教材化と実践を通して」
・インドネシア語母語話者が書いた日本語作文に見られる誤用の分類と分析」

<24年度提出>
-博士前期-
・「版本『嶋原記』の書誌と受容」
・「「~やすい」「~にくい」の意味・用法の見直し」
・「失語症例のオノマトペ使用に関する研究」
・「熊本地域若年層話者による否定疑問文の談話機能」
・「『ての』形式をとる連体修飾表現の考察」

<23年度提出>
-博士後期-
・西村るり「「きく」教育の実践とその分析に関する研究―国語教育実践からの日本語研究へ迫る―」

-博士前期-
・「中国語母語話者の日本語作文における接続表現―中国語の複句との対照を通して―」
・「発音改善のためのリピーティングとシャドーイングの実験音声学的対照研究」
・「芥川龍之介の諷刺―帝国主義に対する批判意識―」
・「萬葉類歌の論―天平十六年以前の大伴家持作歌を中心に―」

<22年度提出>
・「命令文の諸相―働きと意味分化及び対「話者自身」―」
・「「恋人が結婚しようと言ってくる」は難しい―「Vテクル」の使用状況、習得、そして教授法―」
・「熊本県八代市における外国人支援の現状と問題点―今後望まれる八代市在住外国人のための日本語・生活支援―」
・「現代日本語の使役表現に関しての考察―日本語の使役表現における意味的な特徴及び使役表現における使役主体と
使役対象の考察」
・「日本語のアスペクト・中国語のアスペクト―中国語における日本語動詞の継続相が示す意味の実現とその条件―」

<21年度提出>
・「『明暗』―登場人物を中心に―」
・「明治期の翻訳文体における人称代名詞―『伊蘇普物語直訳講義』の二文体をめぐってー」
・「認知言語学視点からの失語症者の理解と表出についての考察〜格助詞「に」を用いた文を中心に〜」
・「無助詞文を考える」
・「失語症者における構文の多義ネットワーク構造の捻討〜認知言語学の視点より〜」

<20年度提出>
・「長瀬真幸『万葉集佳調』の諸問題」
・「「とかく」「とにかく」について」
・「シャドーイングの効果~リーディングにおける言語処理能力との関連性~」
・「国語科授業のためのリライト教材の作成と指導の工夫」
・「「うれしい」と「たのしい」の使い分け―中国人学習者による使い分けの比較を中心に―」

<19年度提出>
・「高本紫溟攷」
・「熊本方言における長距離上昇音調について~フォーカスとの関連性を中心に~」
・「初期萬葉の相聞─巻二相聞の部の構造をめぐって─」
・「「は」が使われる文とそれに関する文に対する添削の判断基準」
・「連歌寄合書『松藤集』考」

<論文指導担当者および担当科目>

担当者 博士前期 博士後期
半藤 日本語学特殊講義
日本語史特殊講義
日本文法特殊講義
日本語学特別演習 
日本語学研究Ⅰ
特別研究 
米谷 日本語学特殊講義
日本語学特別演習 
日本語学研究Ⅱ
特別研究 
中井 日本文学特殊講義(古代)
日本文学特別演習(古代) 
 
鈴木 日本文学特殊講義(中世)
日本文学特別演習(中世) 
中世日本文学研究
特別研究 
五島 日本文学特殊講義(近現代)
日本文学特別演習(近現代) 
 
木村 日本文学特殊講義(近現代)
二歩文学特別演習(近現代) 
 
馬場 日本語教育特殊講義
日本語研究特別演習
日本語教授法実習 
日本語教育学研究
特別研究 
山田 言語文化特殊講義
言語文化特別演習 
日中文化特殊研究
特別研究 


※修了生の就職状況などは、大学ホームページを参照してください。