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年金セミナー・全国健康保険協会セミナーを開催しました

11月11日(木)、総合管理学部「労働法」の受講生(325名)を対象とした年金セミナー・全国健康保険協会セミナーが開催されました。

本年度の労働法の授業は、すべてオンライン(オンデマンド)形式で配信しております。そのため、セミナーの開催にあたっては、日本年金機構熊本西年金事務所の方および全国健康保険協会(協会けんぽ)熊本支部の方に、事前に本学のスタジオにて講義動画を収録させていただき、授業日にMicrosoft TeamsでON AIRとなりました。

当日は、はじめに、熊本西年金事務所の方から、公的年金の意義や仕組み、年金制度に関する誤解、保険料の納付方法などについてお話をいただき、続いて、協会けんぽの方から公的医療保険制度の意義や内容、協会けんぽの業務や役割、熊本支部の健康経営への取り組みなどについてお話をいただきました。

受講した学生達からは、以下のような感想が寄せられました。

・年金について、授業で以前勉強したことに加えてさらに詳しく知ることができ、しっかりと頭に入りました。とても大事なことなので、繰り返し勉強することができて良かったです。

・今回の講義を受けて、年金と医療に対する考え方が変わった。日本の医療費が年々増加していることを知り、かかりつけ医を持ったり、ジェネリック医薬品に切り替えたり、自分にもできることはあることが分かったため、少しずつ貢献していきたい。また、年金はきちんと納めることで、何かあった時に困らないため、20歳になったため、きちんと納めていきたい。

・年金は自分には関係ないと思ってしまいがちで、手続きは複雑な印象があるが今日詳しく聞いて意外と簡単だなと思った。

・ガクトクは20歳になってすぐに申請しました。役所の方がもうこんなに早く申請して偉いね、と驚いていたことを覚えています。

・もうじき誕生日なので、がくとくの申請を忘れないようにしたいと改めて考えました。

・医療と上手く付き合うために、ジェネリック医薬品の使用を促進しているとありました。

・セミナーを受けてみて、改めて年金は必ず支払っていこうと思いました。

・私も、薬を処方してもらうときには、いつもジェネリック医薬品にしています。自分の行動が、医療費の負担軽減に少しでも役に立っていると知ることができました。

・社会福祉学の講義で年金の基礎知識について学んだが、今回の講義で年金制度の更に深い部分について具体的なデータを交えながら学ぶことができた。また、上手な医療のかかりかたについて初めて学んだ部分が多かった(時間外診療を控える、ジェネリック医薬品を利用するなど)ため、もう一度講義動画を見て復習したい。

・貴重なお話を聞くことができて、とても良い時間になりました。

・今回、日本年金機構と全国健康保険協会の方が講義をして下さり、特別感がありました。県立大学生のために、お時間頂きありがとうございました。

労働法における賃金に対する法規制と社会保険の関係のほか、学生時代はもとより、社会人(卒業生)としての数十年に及ぶ人生における年金や医療との関わり方についても学ぶことができた講座となりました。また、学生達にとっては、将来のキャリアの選択肢を広げる機会ともなったように思われます。

昨年度に引き続き、オンライン形式でのセミナーの実施にご快諾およびご協力を賜りました日本年金機構熊本西年金事務所および全国健康保険協会(協会けんぽ)熊本支部のご担当者の皆様には、心より御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

本学では、どのような状況においても学びを止めないとともに、こうした出前講座などのご協力をいただきながら、大学における学びと実社会との接点を意識した講義を行っています。

これまでの本学部における年金医療セミナーにつきましては、以下をご参照ください。

(2020年)
https://www.pu-kumamoto.ac.jp/news/post-13251/

(2019年)
https://www.pu-kumamoto.ac.jp/news/post-13257/

(2018年)
https://www.pu-kumamoto.ac.jp/news/post-13261/

お問い合わせ先

熊本県立大学 総合管理学部 西森利樹