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和久田恭生客員教授による特別講義を開催しました

令和4年10月20日(木)、本学客員教授であり、元教育研究会議の委員でいらした和久田恭生先生をお招きし、令和4年度(2022年度)夏季インターンシップ発表会において特別講義を行っていただきました。テーマは「インターンシップを終えて~人生100年時代の仕事を決める~」です。

冒頭、未来を拓くインターンシップとして、インターンシップは個人の成長、企業の成長というベクトルをすり合わせることで生産性を高めることにつながり、特に学生にとっては人間的な成長のための機会ととらえてほしいと話されました。

また、なぜ働くのかという問いに、人の「幸せ」の4つ(愛されること、褒められること、役に立つこと、必要とされること)を挙げられ、そのうちの3つについては、働くことによって得られることを言及されました。

続いて、人生100年時代の働き方として、出口治明氏の著書から引用され「人間は一生働くのが自然の姿」「能力・意欲・体力に応じて相応しい仕事をするというのが、世界の常識である」「定年退職制度の廃止」の言葉から、これからの働き方のメリットについて説明され、 SDG’sの17の目標と169のターゲットの事例をとり、2030年までに達成する全世界共通の成長戦略のいずれかに該当すれば、これからの社会に必要とされる業種であること、また、社会人基礎力(考え抜く力、前に踏み出す力、チームで働く力)の有効性と3つの視点「何を学ぶか、どのように学ぶか、どう活躍するか」が必要であることを述べられました。

最後に、「しあわせはいつも自分のこころがきめる」という相田みつをさんの言葉を引用して、仕事を決める際の励ましの言葉をいただき、特別講義結ばれました。

なお、受講した学生からは、「将来を考えるとても面白い話だった。100年という意識を持てたので、これからも視野を広く持っていきたい。」「自分の人生の大半を占める仕事、働くことにおいて、やりがいや、目標をもって働こうと強く思えた。」「インターンシップに参加するときは、ただ興味があるからという理由だけではなく、人間的成長ができるチャンスだと捉えていこうと思った。」などの意見が寄せられました。

お問い合わせ先

事務局 教務入試課教務班

FAX:096-383-2364