令和4年6月2日グローカル棟2階のGlobal Loungeで、JICAとのコラボによるカフェイベント(3回目)を開催し、トンガで音楽教育に従事した元隊員の尾上さんにお話を伺いました。

まず、CIEE職員より熊本県立大学とJICAとの連携について説明があり、現4年生が仮に高度グローバル人材育成プログラムにて大学院へ入学した場合を例に具体的な時期を示しながら3年間の学修となることを説明しました。

その後、尾上さんからJICA青年海外協力隊について、どのような人物像が求められるのか、どのような職種があるのか、採用後の訓練内容、報酬や待遇の説明も含めてお話がありました。また、約2年前の世界的な新型コロナの影響により一時帰国をされたJICA青年海外協力隊による熊本県内での活動、グローカルプログラムについても説明がありました。

実際にトンガでの活動内容や生活の様子、トンガの人々との交流の様子などを映像や画像を混ぜながらお話してくださいました。トンガの方々が歌う映像を見た時にはとても美しい南国のハーモニーがGlobal Loungeに響き渡り、トンガの風が吹いたようでした。

「一律の価値観を押し付けるのではなく、それぞれの国の良さを伸ばすお手伝いをしています。」と最後に言われたことが印象的でした。 参加者からも、映像や画像を使っていて分かりやすかった、JICAの活動を詳しく知ることが出来たことはもちろん、隊員として行きたい人の不安を解消できるイベントだった、とのコメントがありました。