このたび、本学環境共生学部実験室において、密封性放射性同位元素(ニッケル63)を内蔵した機器(電子捕獲検出器ガスクロマトグラフ)を、適正な廃棄手続きをとらずに産業廃棄物として誤って廃棄していたことが判明しましたので、法律に基づき原子力規制委員会に報告いたしました。
関係者並びに県民の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心からお詫び申し上げます。
なお、本学で調査した結果、今回の誤廃棄による人体・環境への影響はないものと考えております。
本学としましては、今後このような誤廃棄といった過ちを起こさないよう、再発防止策を確実に実施し、適切な備品管理及び法令遵守を徹底して参ります。
令和5年(2023年)5月16日
熊本県立大学
学長 堤 裕昭