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第15回Global Loungeカフェイベントを行いました

 国際教育交流センター(CIEE)では、2023年7月5日(水)の昼休みに、JICA海外協力隊と本学(大学院高度グローバル)のコラボ企画として“JICA協力隊の体験談Part 3「カンボジア」”を開催しました。

 まず、CIEEから「大学院高度グローバル人材育成」プログラムに関し、スケジュールや大学院3研究科の概要等について説明しました。次に、JICAの海外協力隊員としてカンボジアに2017年から2年間派遣された後藤周平さんからカンボジアにおけるJICAの活動について話を伺いました。後藤さんは、カンダール州の青少年スポーツ局初等教育課に所属し、現地の小学校教員へ理科の授業の仕方を教える活動をされました。現地の小学校は、午前と午後で先生と生徒も入れ替わり、他の仕事を掛け持ちしている先生もいるそうです。先生の教えるレベルや熱意もそれぞれで、授業を見た後に先生へアドバイスを送るという成果が見えづらい活動のため、難しく感じることもあったが、生徒や先生が授業外でも学ぼうと活動しているところを見た時には、変化や成長を感じられたと話されました。

 また、本学では「もやいすとグローバル育成」プログラムの3年次開講科目「グローバル実践活動」でカンボジアにおいて約1か月間のインターンシップを実施していますが、カンボジアに行ったらやってほしい4つのこととして、1.カンボジア料理を食べる、2.市場のお土産屋で値下げ交渉をする、3.カンボジア語で乾杯、4.お気に入りのカフェを見つけることを紹介されました。定番の朝ごはん“バイサイチュルーク”や揚げバナナ“チェークチアン”、値下げの秘技として一回買わないふりをすること、クメール語で乾杯は“チョルモイ”ということ、カフェは屋台のようなものから近代的なものまで様々あり、カフェ巡りも楽しく、現地の人たちと実際に会話し、コミュニケーションを楽しんでほしいと話されました。

 質疑応答の時間では、仕事を辞めてJICA協力隊に参加したきっかけや、カンボジアでの移動手段についての質問がありました。プログラムの一環でこれからカンボジアに行く予定の学生や、JICAでの活動に興味のある学生は、興味深く話を聞き、質問を投げかけていました。

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国際教育交流センター