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令和5年度前学期成績優秀者表彰式を行いました

令和5年12月7日(木)、熊本県立大学CPDホールにおいて、令和5年度前学期成績優秀者表彰式を行いました。

成績優秀者の表彰制度は、学業優秀な学生を表彰し、学生全体の勉学への意欲を喚起することを目的として実施しています。

表彰式は全学部合同で行われ、成績優秀者の文学部9名、環境共生学部12名、総合管理学部35名(うち特別成績優秀者2名)の計56名に対して、堤裕昭学長から表彰状と副賞を授与しました。表彰式には、教職員も出席し表彰を祝いました。

学生表彰の後、堤学長から、

「大学という場所は、第一義的に学問を「学ぶ」場所であり、皆さんはその学ぶことにおいて、秀でた結果を残されています。いかがですか?学ぶということは、この世のいかなる楽しみを超えたところに喜びと、充実感に満ちたものを感じませんか?

学ぶことのレベルによっては、先人達の未知への探求の歴史の中ですでにその分野の常識となったものもありますし、かたや最新のまだその価値や真の意味が確定しているわけではないけれども、新たに見つかった興味ある事実や現象を伝えることも含まれています。また、その常識的なことでさえ、それから数十年後には新たな発見によって修正されることも少なくありません。それが学問の不確定さと魅力です。今、皆さんが習っているのは、現時点での事実に対する認識ということになります。そのため、学ぶことには終わりがありません。そして、1つのことを学ぶと、その先にさらに広い世界が待っています。それは、無限の知の宇宙の中を、小さな宇宙船で旅するようなものです。

人の人生は長く見積もっても100年程度です。今から約1000年前、中国の朱子の言葉に「少年老い易く学成り難し」という言葉があります。皆さんはまだ20代、10代の人も含まれているでしょうか?これから知の宇宙を80年程も旅することが可能です。しかも、近代技術はICとそれを使うAIを誕生させました。これらの技術が搭載された宇宙船は、大きな翼を広げて、我々の世代では知の宇宙の果てと思えた処までの旅を可能にしています。

本日、ここに成績優秀者として表彰される学生の皆さん、本学の学生としての期間、さらには卒業後の人生を含めて、知の世界への冒険に漕ぎだして、未知との遭遇を楽しむことで、充実した人生を送っていただきたくことを祈念し、皆さんにエールを送ります」

と激励の言葉がありました。

式典終了後は、記念撮影を行いました。

文学部のみなさん

環境共生学部のみなさん

総合管理学部1年生のみなさん

総合管理学部2年生のみなさん

総合管理学部3年生のみなさん

お問い合わせ先

事務局 教務入試課教務班

FAX:096-383-2364