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英語英米文学科の学生が水俣・津奈木方面でフィールドワークを実施しました

英語英米文学科のJoshua Rickard准教授(文化人類学ゼミ)と学生3名が、9月13日と14日、創造性を通じた地域再生を学ぶフィールドワークのため、水俣市と津奈木町を訪問しました。

1日目は、「本願の会」の特別御霊入れの儀式準備に参加し、水俣浮浪雲工房の金刺潤平さんから水俣の環境回復プロジェクトや持続可能な手法を用いた工芸品、水俣病被害者を支える地域社会の形成について学びました。

また「相思社」では、地域の視点から見た水俣病の歴史を学習しました。水俣エコパークでは「水俣の哲学者」として知られる緒方正人さんと対話しました。

同パークでの儀式では能楽の演舞に加え、環境汚染の歴史と結果について考察しました。そののち、湯の鶴温泉へ移動し、災害復興プロジェクトに携わる中村圭さんによるプロジェクションマッピングワークショップに参加しました。

2日目は、中村さんと共に、津奈木地区の様々なアートスポットを巡りました。アートスペースに生まれ変わった海沿いの赤崎小学校や、つなぎ美術館、達仏の石霊の森を見学しました。

学生からは、水俣病については一通り学習をしたつもりだったが、新たな視点から見ることができた、という感想が聞かれました。

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