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九州電力協力講座「エネルギーと社会」を開講しました!

 令和7年12月22日(月)九州電力熊本支店による協力講座「エネルギーと社会」が開講され、九州電力熊本支店企画・総務部課長の立仙隆則講師が教壇に立たれました。

 この授業では、年明けに鹿児島の川内原子力発電所の見学を予定しています。そのフィールドワークに向けて、「原子力発電のしくみと現状」というテーマで講義が行われました。

 まず、原子力発電について、火力発電と原子力発電の違い、原子炉の種類など、電力を生み出すための仕組みを丁寧に説明されました。原子力発電は、その安全性を保つためにさまざまな努力がなされています。これからの電力を担い、安全に活用するために、福島の原発事故以降、電力会社が厳重な品質管理や検査、運転・補修要因の資質向上に努め、細やかな安全対策を講じていることを詳しく述べられました。また、同時に、原子力発電が抱えている課題についても紹介がありました。

 論理的で詳しい説明に、学生からの質問もあり、電力会社の方たちから直接話が聞けるという、大変充実した講義になりました。フィールドワークで実際に川内原子力発電に足を運んだ時に、原子力発電という一例を通して、より深くエネルギー供給への理解を深めることが期待できます。

【協力講座とは】

 本学では、「地域に生き、世界に伸びる」をスローガンとして、地域実学主義に基づく教育を学生に提供するための各種取り組みを行っています。

 この取り組みの一環として、企業の持つ実践的知識を学生に提供する機会を設けることを目的に、平成19年度から企業等と協定を締結し、協定先の企業等が本学の正規の授業について担当する「協力講座」を実施しています。

【令和7年度に開講される協力講座企業名】

NTT西日本株式会社 熊本支店

九州電力株式会社 熊本支店

株式会社 熊本日日新聞社

お問い合わせ先

共通教育センター

FAX:096-384-6765