藤本さんは、日本生物環境工学会九州支部2025年宮崎大会(第18回)において、ベストポスター賞を受賞しました。
受賞について、藤本さんは、「この度は、日本生物環境工学会九州支部2025年宮崎大会において、ベストポスター賞をいただき大変嬉しく思います。本研究の遂行にあたり、ご指導頂いた松添教授をはじめ、共同研究者の方々、研究室の皆さんに心から感謝申し上げます。今回の学会を通して、多くの学びと成長の機会を得ることができました。今後も研究に尽力してまいります。」と話されていました。
【発表内容】
テーマ:土壌での鉄資材添加が青枯病菌の表現型変異に与える影響
指導教員:松添直隆(環境共生学部環境資源学専攻)
概要:青枯病は、Ralstonia solanacearum species complexにより引き起こされる土壌伝染性病害である。本菌は菌体外多糖類などの病原性因子生産能が欠損した表現型変異株(Phenotype conversion:以下,PC株)となることで、弱病原性もしくは非病原性となる。土壌中の青枯病菌のPC 化を誘発することで、青枯病の発病抑制が期待される。本研究室のin vitro試験では、クエン酸鉄アンモニウムの添加により高頻度のPC化誘発が確認された。一方、in vivo試験では、高頻度のPC化誘発は土壌中へのクエン酸と珪鉄の混和によりみられたが、珪鉄以外の資材では確認されていない。
本報告では、in vivo条件下でも安定的に高頻度なPC化を誘発する青枯病防除法の実用化を目指して、鉄資材(くぎ,カイロ)をクエン酸で溶解したクエン酸鉄資材の青枯病汚染土壌への添加が青枯病菌のPC化へ及ぼす影響を調査した。


