2026年6月24日〜7月1日までの8日間、韓国の祥明大學校から、8名の短期研修団が本学を訪問しました。祥明大學校とは、1989年に姉妹提携を締結しており、1990年以降、短期研修団の相互派遣を行っています。
今年度の研修では、新な取り組みとして、本学の学生企画委員(8名)が研修プログラムの一部を企画しました。学生たちは事前に何度もミーティングを重ね、歓迎会や送別会、学生同士の交流レクリエーション、人吉市へのフィールドトリップなどを立案・実施しました。
交流レクリエーションでは、まず本学手話サークルの協力のもと、手話を用いた日本語と韓国語のあいさつや簡単なコミュニケーションについて学びました。その後、様々なスポーツやゲームを通して交流を深めました。また、人吉市へのフィールドトリップでは、伝統工芸品制作体験として「花手箱」づくりに挑戦しました。
さらに、飾り巻き寿司(デコ巻き寿司)作りの講師を招き、本学の食育推進室の協力のもと、デコ巻き寿司作り講習会を実施し、「桃の花」のデコ巻きを作成しました。この他にも、茶道体験や浴衣体験など、日本文化に触れる機会を数多く設けました。研修団にとってはもちろん、本学学生にとっても交流を深めながら共に学ぶ有意義な機会となりました。
研修最終日には、研修生がグループごとに熊本で学んだことをまとめ、日本語による成果発表を行いました。もともと流暢な日本語能力を持つ研修生たちでしたが、熊本での生活を通して、これまで韓国で学んできた日本語(標準語)とは異なるリアルな日常会話や若者言葉、さらには熊本弁に強い関心を持ったことなどが紹介されました。また、その土地の言語を学ぶことで地域の人々との距離が縮まり、より深い交流につながったという経験も発表されました。また、茶道体験をきっかけに、日本と韓国のお茶文化の違いについて調査したグループは、茶道だけでなく両国の喫茶店文化についても調べました。人吉市で訪れたレトロな喫茶店での体験を踏まえ、日本における「茶道」と「喫茶店」はともに日常の中で自分自身を見つめ直すことのできる大切な空間であるという気づきを発表しました。
本学の学生企画委員は、各プログラムにおいてサポートを行いながら研修生との交流を深めました。研修生からは、「学生が皆とても親切で、多くの場面でサポートしてくれた」という声も寄せられました。また、企画委員だけでなく、多くの本学学生が交流プログラムに参加し、研修生との国際交流を楽しみました。
今年9月には、本学の学生が短期研修団として祥明大學校を訪問する予定です。今後も両大学の活発な交流を通じて、さらなる学びにつながることが期待されます。



