
この度、総合管理学部 飯村研究室の長谷川大志さん、山田大陽さんが、熊本版未踏的プロジェクトIPPO(一歩)に採択されました。IPPOは、経済産業省 未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金「新たな価値を創造する人材を育む AKATSUKIプロジェクト」の採択事業です。
| 採択コース | プロダクト支援コース |
| 採択プロジェクト | 心のそろばんを実現する物理とデジタルを融合したフィジタルラーニングアプリケーションの開発 |
| 採択者(所属) ◎:代表者 | ◎長谷川 大志(熊本県立大学 総合管理学部 飯村研究室 3年) 山田 大陽(熊本県立大学 総合管理学部 飯村研究室 3年) |
AKATSUKIプロジェクト(未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業費補助金)とは
AKATSUKIプロジェクトは、全国各地の補助事業者が人材発掘・育成プログラムを様々なエリアで展開し、IT分野を中心に優れたアイデアや技術を持つ地方の若い人材を発掘・育成するためのプロジェクトです。
熊本版未踏的プロジェクトIPPO(一歩)とは
熊本版未踏的プロジェクトIPPO(一歩)は、県出身の未踏修了生や経験豊富なプロジェクトマネージャーが未踏事業(※)本体に採択されるような熊本発の人材を発掘・育成するためのプロジェクトです。IT・デジタル系、テック系、アプリ開発などの試作開発を伴い、社会課題に向けたアイデアを持つ県内若手クリエータのチャレンジを支援するものです。
※ 首都圏を中心に実績のある未踏事業は、ITを駆使して様々な事業を展開できる優秀な人材を発掘・育成することを目的とした日本のプロジェクトです。
採択されたプロジェクトの概要
小学校の算数教育では、単に計算ができることだけでなく、「演算の意味を理解すること」や「なぜその答えになるのかを説明する力」が重視されています。しかし、これらの力を育てる指導は容易ではなく、現場には依然として課題が残っています。そこで本プロジェクトが着目したのが、珠の動きによって演算を可視化し、実際に手を動かしながら計算できる「そろばん」です。そろばんは計算の仕組みを身体的に理解できる教具であり、習熟すれば、頭の中にそろばんを思い浮かべて計算する「心のそろばん」の獲得にもつながります。一方、学校現場にはそろばんを指導できる人材が少なく、十分な学習機会を用意しにくいという事情もあります。この状況でも子どもが一人で学習を進められるよう開発するのが、物理とデジタルを融合した「フィジタルラーニングアプリケーション」です。実物のそろばんをカメラで認識し、珠の操作をリアルタイムに解析しながら学習を支援します。実物を操作するからこそ得られる珠の動き・音・感触といった身体的な体験も、損なわれることはありません。さらに、楽しみながら学習を続けられるよう、ゲーム要素を取り入れた学習体験も実装する予定です。実物のそろばんによる学習から、デジタルによる支援を経て、最終的には「心のそろばん」へ。この段階的な移行によって、そろばん学習の新しいかたちの実現を目指します。
お問い合わせ先
熊本県立大学 総合管理学部 飯村研究室(知能情報学研究室)
〒862-8502(大学専用郵便番号:住所記載不要)
熊本市東区月出3丁目1番100号