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佐藤琢磨さんが、応用生態工学会九州地区会にて「口頭発表優秀賞」を受賞しました

Posted on : 2026.02.02

応用生態工学会九州地区会(2026年1月19日(月)、九州大学西新プラザ(福岡市早良区西新2-16-23))において、本学大学院アドミニストレーション研究科 知能情報学研究室(飯村研究室) 博士後期課程1年生 佐藤琢磨 さんが「口頭発表優秀賞」を受賞しました。おめでとう!

応用生態工学会は、生態学と土木工学を基盤に、河川・沿岸・湿地などの自然環境と社会基盤整備の調和を目指す学会です。治水・利水・防災と生態系保全を両立させるため、科学的知見に基づいた計画・設計・管理手法の研究と普及を行っています。研究者、技術者、行政関係者が連携し、実践的で持続可能な課題解決に貢献しています。

研究課題

SpeciesNetを活用した河川監視カメラ「くまカメ」の野生動物検知への応用

研究概要

本研究は、令和2年7月豪雨で被災した球磨川流域を対象に開発された住民参加型の低コスト河川監視システム「くまカメ」を、野生動物検知へ応用するための技術的検討をまとめたものである。背景として、豪雨時の避難判断に資する情報不足を補う目的で開発された「くまカメ」は、梅雨期以外における活用が限定的であるという課題を有していた。そこで、通年利用を促進する方策として、秋季における獣害対策等への活用可能性を検討した。技術面では、カメラの動体検知をトリガーとして画像をクラウドへ転送し、Googleが開発したAIである「SpeciesNet」および物体検出器「MegaDetector」を用いて解析を行った。解析結果は、検出枠(バウンディングボックス)を付与した画像とともに、住民が閲覧可能なDiscord上へリアルタイムに通知されるシステムを開発した。

研究メンバー(○:口頭発表者)

○佐藤琢磨、飯村伊智郎(熊本県立大学)、古田尚也(大正大学)