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熊本市教育センターのSD研修を学生が担当しました

Posted on : 2026.09.03

熊本市教育センターの先生方のご協力のもと、飯村研究室の学生たちがSD研修を担当しました。今年度の第3回目となる今回は、小学校の先生やICT支援員の方々に本学まで来ていただき、授業を行う形で研修を実施しました。この研修でのファシリテーターやメンターの経験から、学生たちは学校現場のリアルなニーズに合わせた授業設計の手法など、多くの実践的なスキルを学ぶことができました。素敵な機会をいただきましたことに感謝します。

2026年8月28日(金) 15:00 – 16:30
Sphero BOLTを使って救援物資を届けよう!(熊本県立大学)

第3回の研修では、図工の指導主事の先生とICT支援員の方々に来学いただき研修を行いました。本研修は、Spheroの操作方法を覚え「教科や防災学習でどう活かせるか」という授業設計の解像度を上げること、そして大学生と直接話すことで若者のICTに対する感覚や教材活用のアイデアに触れていただくことの2つを目的に実施しました。

研修は、メイン教材であるSphero BOLTを使用し、基本操作の習得からスタートしました。次にワークシートを並べて街のマップを作成し、ループを使用したプログラムを作成してゴールを目指しました。その後、各自が持ち寄った工作材料を用いて地震の被害に見立てた障害物を作成しマップ上に配置して被災状況を再現しました。参加者の皆様は、Spheroをプログラムで動作させ障害物を避けながらゴールを目指し、救援物資を届ける活動を体験しました。また、Spheroの機能の1つである機体同士の赤外線通信を使用し、1つのSpheroからもう1つのSpheroへメッセージを送る機能を取り入れ、プログラミングを活用した実践的な課題解決の思考を深めました。

後半には各班でフリーディスカッションを行い、今回の振り返りや授業での活用方法、ICT授業の悩みについて活発な意見交換が行われました。プログラミングと空間設計・表現力や防災などの社会課題への目的意識を組み合わせた教科横断の学びの可能性を感じていただき、先生方の今後の授業づくりにつながる充実した研修となりました。支援員の方々からは「学生の皆さんに丁寧に教えていただいたことでとても安心して取り組めました。また、実際の授業でどのように活用できるかを考える時間があったので、自分ごとにすることができました。」という感想をいただくことができ、児童が楽しめる授業の一案を先生方にご提示できたことで、本研修の目的を果たせたのではないかと考えております。

このような貴重な機会をつくってくださった熊本市教育センターの先生方、そして参加していただいた先生方、ありがとうございました。