2025年10月21日、熊本市立桜山中学校の特別支援学級および不登校支援教室にて、学生たちがプログラミング教室を開催しました。

今回のアウトリーチ活動では、球体ロボットSphero（スフィロ）を使用し、プログラミングで動きを指示してボウリングに挑戦する授業を行いました。まず、生徒たちはタブレットを使って Sphero の操作を体験しました。Sphero は、角度やスピード、時間を自分で設定して動きを指示できるロボットで、自分のプログラムがそのまま目の前の動きに反映されます。プログラムが完成した後は、体育館に並べたペットボトルのピンに向かって実際にボウリングを実施しました。生徒たちは「思った通りに動いた！」「もっと角度を変えてみたい！」といった声を上げながら、意欲的かつ楽しそうに取り組んでいました。また、思い通りに進まず悔しがる姿や、ピンを倒して喜ぶ姿が見られ、会場全体が明るく活気に満ちた雰囲気となりました。今回の活動を通して、生徒たちは試行錯誤しながら物事に取り組むことの大切さを学ぶことができたと感じています。

今後も、プログラミングの楽しさを伝えるとともに、日常生活にも活かせる力を育むことを目指したプログラミング教室を実施していきたいと考えています。