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熊本市教育センターのSD研修(トワイライト研修)を学生が担当しました
Posted on : 2025.07.22熊本市教育センターの先生方のご協力のもと、飯村研究室の学生たちが熊本市教育センターのSD研修(通称、トワイライト研修)を担当させていただきました。今年度担当させていただいたSD研修は、以下に示す通りです。
この研修でのファシリテーターやメンターの経験から、学生たちは様々なことを学ぶことができました。素敵な機会をいただきましたことに感謝します。
2025年6月24日(火) 18:00 – 19:30
授業で使うScratch 3.0
第1回の研修では、導入として、Scratch 3.0に代表されるビジュアルプログラミングの有効性や、教育現場での活用可能性、基本的な作成手順についてご説明しました。ビジュアルプログラミングは、直感的な操作でプログラムの仕組みを理解しやすく、特にプログラミング初心者や小学生の導入において大きな効果が期待されています。
その後、熊本市ICTモデルカリキュラムに示されている、啓林館の「わくわくプログラミング」の単元をもとに、Scratch 3.0を使ってレーシングカーを動かすプログラムを作成しました。プログラムの設計や動作の調整について、参加いただいた先生方と意見交換を行いながら、試行錯誤を通して実践的に学びを深めました。
さらに、九九の問題を出題するクイズプログラムにも取り組みました。こちらは、先生方と1対1の対応で、最初からブロックを積み重ねながら一緒にプログラムを完成させていきました。小学校算数との関連を意識しながら、プログラミングを通して児童の思考力を育てる視点にも触れることができました。
本研修は、Zoomによるオンライン配信で実施しましたが、不明点があればマイクをオンにしてその場で質問できる体制を整えていたため、オンラインでありながらも参加者にとって安心感のある、手厚いサポート体制での研修を実現できたのではないかと考えております。



2025年7月15日(火) 18:00 – 19:30
授業で使うMESH
第2回の研修では、MESHというIoTブロックの基本的な使い方を学んだあと、参加された先生方に自由なアイデア出しに取り組んでいただくという内容でした。はじめに、MESHの基本的な操作方法について、ボタンやLED、人感センサー、動きセンサー、温度・湿度センサーなどの各種ブロックの特徴やつなぎ方を体験していただきました。Bluetooth接続の確認や、アプリ上でのブロックの配置、削除などの基本操作も丁寧に確認しました。
次に、「スマホのアラームを再現しよう」「電気を効率よく使おう」という2つの課題を通して、MESHを使った簡単な仕組みづくりに挑戦しました。日常生活と結びついた仕組みを自分の手で再現する体験となるように設計しました。その後は、MESHを使って「学校を便利にする仕組み」をテーマに自由制作に取り組んでいただきました。
自由制作中は学生メンターが1対1で先生方をサポートし、アイデア出しから操作のサポートまで丁寧に対応しました。発表では、実際の学校現場で使えそうなアイデアが多数発表され、それぞれの創造力が活かされた内容となっていました。
昨年度よりも学生と先生方が関わる時間を多く設けたことで、より実践的かつ充実した研修となりました。今後の授業づくりに生かしていただける学びの多い時間になったのであれば幸いです。



このような貴重な機会をつくってくださった熊本市教育センターの先生方、そして参加していただいた先生方、ありがとうございました。