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セキュリティ意識の不足

-背景その1-

情報化社会が進み、スマートフォンも急速に普及。
セキュリティ意識を持つことが重要である。

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現在、フィーチャーフォンと呼ばれる従来の携帯電話よりもさらに高機能なスマートフォンと呼ばれる携帯電話が急速に普及しています。そのスマートフォンには、”アプリ”と呼ばれる様々なアプリケーションがあります。アプリの種類や数も、急速な勢いで増加しており、極めて多くの機能を持ったものが公開されています。アプリは大変便利で面白いものばかりです。

 しかし、これらのアプリがどのように動いていて、どのような情報がアプリ提供者に送信されているのかをよくわからないまま、自分の情報を送信している人が多い状況にあります。これは極めて危険な状況です。
 
 例えば、Twitter。140文字のつぶやきを投稿するこのサービス。全世界で普及しており、ご存知の方も多いはずです。このサービスでは位置情報を付加することができます。しかし、よくわからずに位置情報を付加したことによって事件が起きた例があります。例えば、位置情報を付加して「◯◯に旅行に来ています」とツイートしたことによって空き巣に入られたという事件。位置情報を付加して「帰宅なう」とつぶやき、家の場所が特定されて起きた事件もあります。このように、情報セキュリティ意識が低いために起こった事件がすでに多々存在しているのです。

 スマートフォンの普及により、様々な情報が扱われるようになった現在、高校生のスマートフォン利用者もたくさんいます。そんな中、まだまだセキュリティ意識の低いであろう高校生が危険に巻き込まれる可能性は非常に高いと考えられます。そのため、私たちMake Apps!は、高校生を対象にセキュリティ意識の向上につながる活動として、アプリ開発ワークショップの開催を計画したのです。



総合管理学部に対するイメージ

-背景その2-

総合管理学部が何を学ぶ学部なのか。
その周知を図り、魅力を広めたい。

P7082430.JPG熊本県立大学総合管理学部は、設置されてから20年を迎えます。しかし、総合管理学部が何を学ぶ学部なのか、みなさんはご存知でしょうか?「総合管理」という名前からは何をする学部なのか、正直連想しづらいと思います。ご存知だったとしても、文系であるということ、そして法律・行政・公務員などのイメージが強い傾向にあり、あまり知られていない専門分野があります。その1つが情報系です。

 総合管理学部には情報管理コースがあり、高度情報社会が進む現代において、社会で強く求められている”情報”に関して学びます。一言で”情報”と言っても様々な捉え方ができますが、私たちが学んでいる1つとしてIT技術やプログラミングなどがあります。

 プログラミングは本来、工学部などの理数系の学部で学ぶことが多いです。しかし、総合管理学部では、文系の学部でありながらプログラミングを学ぶことができます。情報だけでなく、その他にも先ほど挙げたような法律や行政、さらに福祉なども同時に学ぶため、他大学のプログラミングを専攻している学生より"幅広い視野"と"総合力"を身につけていると考えられます。そのため、総合管理学部情報管理コースでは、身近な地域や行政の中に存在する様々な不都合を解決するための手段としてプログラミングを用いることも少なくありません。ただ単に最新技術を用いることのできるプログラマではなく、必要な部分に適切な技術を用いることができる社会科学的視点を持ったプログラマを輩出できる学部が総合管理学部なのです。このことは、総合館理学部の極めて特徴的な点です。

 また、高校で文系を選択者している人は理系である工学部には進学できません。よって、大学進学希望でプログラミングを学びたいと思った文系選択者は、プログラミングを学ぶ道を断念すると考えられます。しかし、総合管理学部は文系科目でも受験が可能なため、文系選択者でもプログラミングへの道が開けるのです。これらは、総合管理学部の大きな魅力であると感じてもらうべきであり、高校生にも周知すべきであると考えます。

 こうした背景をもとに、総合管理学部の魅力を広く周知してもらうために高校生を対象としたワークショップを開催しようと考えました。


あなたも参加しませんか?あなたも参加しませんか?