学長 堤 裕昭 (つつみ ひろあき)
博士(理学)。専門は海洋生態学 沿岸環境科学
環境共生学部長、地域連携・研究推進センター長、副学長を経て、令和4年4月に学長に就任。
ご挨拶
学長 堤 裕昭
本学は「地域に生きる」「世界に伸びる」を教育研究のスローガンに,その実現に向けて様々な取組みを行い、その進展を目指して日々努力を続けています。将来にわたりより良く「地域に生きる」ためには、地域の課題を学習し、それらの解決策を考えていく必要があります。熊本の地を題材として、地域の未来を見つめていきましょう。ただし、その地域という地理的区分をどのように捉えるのか?インターネットの急速な普及とともに難しくなっています。また、飛行機をはじめとする交通手段の発達により、人々の移動距離が飛躍的に伸びて、熊本でも観光やビジネスで外国からの訪問者数が急増しています。熊本で作られた製品や産物を直接外国と取引したり、日々の生活や仕事で必要な資材や製品を直接輸入することも普通のことになってきました。このボーダレス化の中で、我々には世界共通語である英語の運用能力の修得が不可欠となっています。英語でコミュニケーションを取り、熊本の地を共有して生活したり、ビジネスを進めたり、外国に出かけるまでもなく、インターネットを通して情報を入手し、発信し、話し合う時代が来ています。本学では「世界に伸びる」の進展のために英語のe-learningシステムを導入し、いつでもどこでも英語を学べる環境を整備し、海外との様々な交流プログラムを始めています。学生諸君が地域と世界を見つめた大学教育を修めて近未来の社会へ羽ばたき、個々の幸福を得ることと社会の発展に貢献することを祈念し、その実現のためにこの瞬間も自己と向き合い、真摯に努力する姿にエールを送ります。
過去の学長メッセージ
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