文学部

Faculty of Letters

人間」の生き方と 文化について深く考える

文学部は、言語、文学、歴史、思想等にわたる人文的教養の基礎に立ち、日本語、日本文学、日本語教育、あるいは英語、英米文学、英語教育を専門的に教育・研究します。

学部長からのメッセージ

文学部長 村尾 治彦

言語や文学には人間の心や身体性、文化、歴史が反映されています。文学部は言語と文学を通して人間の思考方法とそれを表現する方法を学ぶ学部です。その先にあるのは人間、あるいは人間と社会のあり方の本質を探求することです。

人間は捉えている同一の対象が違う見え方をしているにも関わらず同じように見ているような錯覚を持ちます。同じものを見ていても見ている人の背景(思想、文化、歴史、経験、立場など)が異なれば自ずと見え方は変わってきますが、なかなかそれに気付かないものです。

現代社会の様々な変化にまどわされることなく、特定の基準に捕らわれず多様な視点から本質を見ることを忘れない姿勢が重要です。文学部では日本語や英語を通して言語や文学ひいては文化の研究をすることで様々な視点から物事を捉える力を養成します。

このような視点から学生の一人一人がそれぞれの魅力に応じて個性を発揮し、皆が大学の中で「生きる場」を見つけ、能力を伸ばし、社会に出てからも自分の居場所を自身で開拓していけるような力を身に付けてほしいと思います。これから我々人間が作り上げていく文化のあり方を決めていくのは若き学生諸君です。

学科紹介

文学部4年間の学び

4年間を通じて、文学・言語を中心とした人文学の基礎的知識を身につけ、併せて全学共通科目及び学部共通科目により総合的 な素養を身につけることで、幅広い知見と判断力を養い、広く多角的に物事をとらえ思考できるよう、両学科ともカリキュラムを編成し ています。

文学部の「専門科目群」は、「人文基礎」、「主要科目」、「学部共通科目」、「演習」、「特殊研究」、「卒業論文」から構成されます。 1・2年次では、両学科の学生が「人文基礎」や「学部共通科目」群の科目で、「主要分野」や「人文学」を支える基盤的知識を身につけます。同時に、1年次から4年次にかけて、順次「主要科目」、「学部共通科目」、「演習」、「特殊研究」というように、知識、方法論、 読解技能、並びに発表技術を積み上げ、学士課程の最終成果である「卒業論文」を執筆します。

※演習は日本語日本文学科では2年次から、英語英米文学科では3年次から開講 ※特殊研究は日本語日本文学科では3年次から、英語英米学科では4年次から開講

インタビュー