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熊本市教育センターのSD研修を学生が担当しました

Posted on : 2026.06.26

熊本市教育センターの先生方のご協力のもと、飯村研究室の学生たちがSD研修を担当しました。前回に引き続き今年度の第2回目となる今回も、実際に小学校へ出向いて児童向けの授業を行う形で研修を実施しました。

この研修でのファシリテーターやメンターの経験から、学生たちは学校現場のリアルなニーズに合わせた授業設計の手法や児童一人ひとりの興味・関心を引き出す言葉がけなど、多くの実践的なスキルを学ぶことができました。素敵な機会をいただきましたことに感謝します。

2026年6月24日(水) 10:05 – 11:35
Scratch3.0を使っておみくじアプリを作ろう!(熊本市立中島小学校)

第2回の研修では、先生方からのICT教育を取り入れた授業のニーズを事前に伺った上で授業を設計しました。また第1回同様、実際に小学校へ出向いて授業を行うことで、先生方に児童の反応や学習の様子を間近で見ていただき、プログラミングを授業に取り入れる具体的なイメージを掴んでもらう試みを実施しました。

本研修は、児童の乱数や条件分岐といったプログラミング的思考を育成することを目的に、メイン教材である直感的なビジュアルプログラミング環境Scratch 3.0を使い、自分だけのおみくじアプリを完成させることをミッションとして行いました。Scratchの基本的な操作方法を学んだ後、おみくじの肝となる乱数の仕組みを学習し、乱数の幅に合わせてプログラムが変化する面白さを体験しました。さらにオリジナル性を高めるため、条件分岐を学びました。大吉を引いたときに「大吉だ!」とメッセージが表示される仕組みを作り、他の運勢についても同様に、それぞれが考えたオリジナルのメッセージが表示されるようにカスタマイズを施しました。

後半には班の仲間や大学生メンターとも協力し、くじに合わせた効果音を鳴らす機能も追加しました。子どもたちには、ブロックをどこに追加すれば特定のくじに対して音を鳴らすことができるかを考えてもらい、実践的なプログラミング的思考を養えたと感じております。

本研修では、各班に大学生メンターがつき、児童のScratch操作やアイデア出しの活動をサポートする形で行いました。子どもたちからは、「乱数や条件分岐は知らなかったけれど、今日の授業で理解できた。好きな音をつけられて楽しかった」という感想が寄せられました。児童が意欲的に取り組む姿を先生方にご覧いただくことができ、本研修の目的を十分に果たせたと考えております。

このような貴重な機会をつくってくださった熊本市教育センターの先生方、そして参加していただいた先生方、そして何より児童のみなさん、ありがとうございました。