ホーム > 地域連携 > 自治体との共同研究・地域貢献事業


自治体との共同研究・地域貢献事業

●水俣市立図書館からの依頼による淇水文庫の整理(平成26年度~)

minamata.26.JPG作業風景

まずは明治以前の写本、版本の整理を終えました。

●『菊池風土記』の跡をたずねて(平成25年度)

kikuchi25.JPG

 菊池市のご協力を得て、江戸時代に記された菊池の地誌『菊池風土記』に記された、お寺、神社、史跡をめぐることができました。成果の一部は、熊本文化研究叢書9『菊池風土記1』(熊本県立大学日本語日本文学研究室)として刊行しました。

●大分県臼杵市からの依頼研究調査

「臼杵藩政史料調査事業」に本学科の教員が委員として参加。 典籍調査に本学の院生・学部生も調査補助員として参加します。

field28.jpg
調査風景1

field29.jpg
調査風景2

field30.jpg
図書館風景

●宇城市からの受託研究

宇城市三角町・国指定史跡小田良古墳の保存・整備に関する調査研究

oda01.jpg

 平成19年度、古代文学研究室では、本学と包括協定を締結した 宇城市からの受託研究の一環として、標記の調査研究を行いました。

oda02.jpg

 小田良古墳は、宇城市三角町の国道57号線に沿って海岸側、 ちょうど道の駅・宇土マリーナと三角西港との中間地点に位置し、 有明海に面した眺望の素晴らしいところで、対岸には雲仙・島原が望めます。 この古墳は、昭和54年(1989)に国の史跡に指定され、 石障内壁に同心円文と楯などの文様が刻まれた装飾古墳として貴重なものですが、 石室は寛政4年の雲仙噴火に伴う津波で破壊され、石障と石室基部のみが残存、 史跡指定後は埋め戻された状態で、今日までひっそりと人目につかないままになっていました。

 今回、宇城市文化課から依頼を受け、現地調査を行い検討した結果を 「現在の古墳を中心とした範囲の公園化」「現在の古墳から海岸にまで視野を広げた整備」 「小中学生を対象とした教育(ガイダンス)施設の整備」にまとめ、 平成20年3月19日に地元公民館で説明会を行い、宇城市に提案しました。 この3つの提案は、この順序で段階的に整備が行われることを想定しています。 実現までにはまだ解決すべき問題を残していますが、 この活動を通して私たちは古代人の死生観を垣間見、現代に紹介していくことの意義を学びました。

oda03.jpg oda04.jpg

●熊本県文化課との共同研究

「文化財の指定と社会的効果」プロジェクト(三角西港)

yamazaki01.jpg
法の館(旧裁判所)から三角西港を望む。 中央の道路に沿う水路は明治時代に作られたもので国指定重要文化財。

yamazaki02.jpg
法の館(旧裁判所)で観光ボランティアの方から説明を聞きました。

yamazaki03.jpg
旧宇土郡役所(後に三角町役場)。今は宇城市立海技学院として昔の建物がそのまま利用されています。
洋風の意匠が印象的で、ここから望む海の景色もすばらしい。

yamazaki04.jpg
巡見では旧三角町の方にとっておきの場所(高野山)に連れて行っていただき、
山の上から天草のすばらしい景色を味わうことができました。

yamazaki05.jpg
海側から見た水路(国指定・重要文化財)。
港は海に向かって作られると再確認すると共に、 かつてラフカディオ・ハーンが長崎から
この港に着いた時の感動を追体験できました。
その感動を述べた「夏の日の夢」という作品をぜひ読んでみて下さい。

yamazaki06.jpg
三角西港から釣鐘島を望む。この島の向こう側に出ると急に波が荒くなります。
波の穏やかな島の内側に築かれた西港は天然の良港であることを実感するとともに、
ここに港を作った人々の知恵に感銘を受けました。

yamazaki07.jpg
海側から見た三角西港の石積埠頭(国・重文)。
明治時代に造られた三大築港のうち、今も形を留めているのはここだけです。

「文化財の指定と社会的効果」プロジェクト(肥後古代の森)

yamazaki11.jpg
チブサン古墳(山鹿市)。菊池川流域に当たるこの地域は早くから開け、
『日本書紀』に記された景行天皇の九州巡幸のコースにも当たっていますが、
この一帯は数多くの装飾古墳があることでも知られています。

yamazaki12.jpg
チブサン古墳の石室内部の装飾(これは解説用のレプリカ)。
古代人の死後の世界に対する捉えかたを知る貴重な手がかりとなっています。

yamazaki13.jpg
鞠智城跡(国史跡)。万葉の時代、大和朝廷が外国からの侵攻を防ぐために設けた古代山城のひとつ。
三重塔(右)は八角形の鼓楼で大変珍しい建物、 米倉(中央)、兵舎(左奥)が復元される一方、
今も発掘調査、公園整備が進められています。

yamazaki14.jpg
温故創生の像 『万葉集』に登場する防人と家族らをかたどった像。
この場所で生活していた防人たちが見たのと同じ眺望をここから味わうことができます。

yamazaki15.jpg
調査後に行われたワークショップ。
参加者は見学した文化財のさらなる活用に向けて、さまざまな提言をまとめました。

●平成18年度

 三角西港、山鹿市(肥後古代の森)

●平成17年度

 三角西港

●平成16年度

 山鹿市、和水市(旧鹿央町・山鹿市・旧菊水町:古代の森)