熊本県立大学では、2024年7月14日(日)及び15日(月・祝)に熊本県立大学キャンパス(熊本市東区月出)で、高校生等を対象とした、オープンキャンパスを開催しました。両日ともあいにくの大雨となりましたが、昨年を上回る、2日間延べ2,000人以上の方にご来場いただき、本学教職員や学生スタッフが用意した様々なプログラムにご参加いただきました。高校生・受験生のみならず保護者の皆さん、また、熊本県内からだけではなく、北は関西地方、南は沖縄県からもご参加いただきました。
オープンキャンパスは、本学に興味を持っていただいている高校生等の皆さんに、実際に本学の雰囲気を体験しながら本学の教育・研究内容や入試制度について理解を深めていただくことを目的に開催したもので、今年度は、例年高学年優先により参加を遠慮いただいていた高校1年生もお申込可能としましたので、より多くの高校生の皆さんにご参加いただけたものと思っております。教員及び学生による各学部・学科・専攻の説明会や、学生スタッフによるキャンパスツアー、模擬授業、ゼミ体験、個別相談会のほか、通常は公開していない学部施設の見学、学食体験会場では学生自治会によるサークル紹介も行われるなど、大いに盛り上がりました。
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この記事は、7/15に開催された総合管理学部のオープンキャンパスレポートです。
オープンキャンパスレポート①前編(文学部・環境共生学部)はこちらから。ぜひ、①②合わせてご覧ください。
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7/15は総合管理学部のオープンキャンパスを開催しました。当日の天気は昨日に引き続き大雨。そんな中でも、来場受付開始前から参加者の方々の姿が見え、本当に嬉しかったです。 ↓↓
9時30分から総合受付2か所で来場受付を開始しました。大ホール前総合受付には受付を待つ方の行列が! 雨の中でお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした!
講義棟1号館前の総合受付の様子がこちら。 ↓↓
大ホール前の総合受付の様子がこちら。 ↓↓
受付後、参加者の皆さんには飲料配付をサービスしました。 ↓↓
10時から午前の説明会がスタートしました。
大ホールでは教員が説明を行い、他の3会場でその様子を同時中継して、総合管理学部の教育内容や入試情報、就職状況について説明しました。 ↓↓
~参加者の声~
・総合管理学部について、卒業後の進路や、具体的にどんなことを学ぶのかなど気になっていた部分を分かりやすく説明してくれた。
・学部のことは知っていたが専攻についてはあまり深く知らなかったので、今回説明を聞いたことでより知ることができた。
・どのように課題発見能力や解決力を身につけられるのか、特色やカリキュラムなどの説明を聞いて理解できた。また、選んだ専攻とはまた別の専攻の講義科目も受けられることを知れたことが良かった。
・ホームページやパンフレットから分かること以外にも先生の実感や補足が伺えて大変分かりやすかった。
中継先の会場の様子。いずれの会場も満員となり、立ち見の方も出るほどの盛況ぶりでした。 ↓↓
10時からは、キャンパスツアーの1回目もスタートしました。学生スタッフによる大学概要・キャンパスライフの紹介と、学内施設を回る見学ツアーの2部構成で、1日に3回開催し、たくさんの方に参加いただきました。 ↓↓
~参加者の声~
・(大学概要等の紹介)大学でのサークル活動やバイト、一人暮らしのことなど、気になっていたところが聞けたので良かった。
・(施設見学ツアー)キャンパス内の施設を巡ってみて、大学に入学した後の自分のキャンパスライフをよりイメージできるようになり、モチベーションに繋がった。
学生スタッフによる紹介の後は、施設見学へ。こちらは、キャンパスツアーの訪問先の1つ、キャリアセンターの様子です。就職活動に関する書籍やインターンシップの就職関連イベントなどの情報が集約されていて、学生が就職・進路を選択するための様々なサポートを積極的に行っています。 ↓↓
こちらも、キャンパスツアーの見学先である情報処理実習室での様子です。情報処理実習室では、高速・大容量のパソコンを使って、プログラミングやイラスト描画の体験ができます。この情報処理実習室で、学生は授業受講やレポート作成などを行っており、学生生活を送る中で利用頻度の高い施設の1つです。 ↓↓
キャンパスツアーでは、この他にも、図書館やGlobal Loungeを巡りました。
10時50分からは、学部説明会に引続き、3会場で、各専攻の教員が模擬授業を行いました。
大ホールでは、公共専攻の模擬授業として、安武准教授が「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」をテーマとした授業を行いました。
~参加者の声~
・認知症について現状や関わり方、政策など細かな部分まで知ることができて認知症に対しての理解が深まった。
・ただ授業を聞くだけでなくリアルタイムでのアンケートを行い、より実感を持って考えることができたのがよかった。
・実際に教授から教えていただく貴重な機会で、専攻選択の良い判断材料となった。データやこれまでの研究結果を基に授業が展開され、具体的な取組み状況も知ることができた。
中講義室2では、ビジネス専攻の模擬授業として、山西准教授が「ゲームで学ぶ行動経済学」をテーマとした授業を行いました。 ↓↓
~参加者の声~
・ゲームが面白く、しっかり考えることができた。初めは難しい内容に感じたが、ゲームを通して理解しやすくなった。
・自分の興味のある事柄について学ぶことができて良かった。大学での授業についてイメージできた。
・話し方や、内容がとても面白く、このような授業を受けたいと思った。
中講義室3では、情報専攻の模擬授業として、金井准教授が「アルゴリズムは社会をどう変えたのか」をテーマとした授業を行いました。 ↓↓
~参加者の声~
・ここ1年で生成AI、アルゴリズムというワードを日常で見聞きする機会が急激に増え、興味のある分野だったので、とても勉強になった。素人にも分かりやすい説明で、時間が足りない位だった。
・アルゴリズムで社会がどう変わったのか良い側面だけでなく、負の側面も挙げながら説明されていて、違う視点から見た社会への影響も知ることができる点が良かった。
・アルゴリズムについて、昔のことから現在利用されているところまで幅広く聞くことができて、勉強になった。
11時30分からは初日と同じくお昼の学食体験、11時50分から学生自治会によるサークル紹介ミニステージが開催され、この日もどちらも大好評でした! ↓↓
お昼時のキッチンカーの様子です。この日も学食体験の食券が11時には売切れに。たくさんの方にキッチンカーのメニューもご利用いただきました。 ↓↓
食育活動を行う学生グループ「たべラボ」の活動紹介ブースです。昨日に引き続き、食べて学べるお土産の配布なども行い、「たべラボ」の活動を知ってもらいました。 ↓↓
午後からは、総合管理学部棟の各会場で、専攻ごと、研究室ごとにゼミ体験をしていただきました。
まずは公共専攻から。公共専攻では、5つの研究室のゼミ活動について、それぞれ所属している学生達が分かりやすく紹介しました。どの研究室でも在学生と参加者の交流がたくさん見られました。
(安武ゼミ:ゼミ活動をのぞいてみよう) ↓↓
~参加者の声~
・オレンジプロジェクトや活動している内容についてよく知ることができた。学校生活についても相談に乗ってもらい嬉しかった。
(松本ゼミ:地域福祉Cafe) ↓↓
~参加者の声~
・ホームページにはなかったことまで詳しく教えてもらった。また、一人暮らしの大変なことなど実経験についても教えてくれたのでとてもありがたかった。
(西森ゼミ:とりあえず、やってみよう) ↓↓
~参加者の声~
・楽しく福祉を体験できた。手話かるたやeスポーツ体験をしている時、学生の方の声かけがとても適切で、大学での学びや経験を生かしているのだなと感じた。
(上拂ゼミ:ゼミ活動の紹介) ↓↓
~参加者の声~
・法律や憲法の勉強について、大学生の目線から話を聞けたことが興味深かった。自分の気になっていたことが色々知れて良かった。
(井寺ゼミ:ゼミ活動の紹介) ↓↓
~参加者の声~
・行政学とは何かや、所属する学生の活動について説明があり、魅力を感じた。天草や人吉や八代など様々な地域で活動を行っていることを知れた。
次は、ビジネス専攻です。望月研究室と飯島研究室のゼミ体験ということで、こちらも所属する学生が研究活動を紹介し、それに留まらない大学生の実際にまで話題も広がり、終始和やかな雰囲気となっていたのが印象的でした。
(望月ゼミ:ゼミ体験しよう+学生による相談会) ↓↓
~参加者の声~
・研究内容について説明してもらい、面白そうなものがたくさんあった。在学生がとても親身に話を聞いてくれたのが印象的だった。
(飯島ゼミ:演習活動の一例の照会と在学生との交流) ↓↓
~参加者の声~
・地域の活性化についての課題とこれからを分かりやすく説明してもらった。また、入試の相談にも乗ってもらい、大変有意義な時間になった。
最後は情報専攻です。学生による個別相談、教員と学生による情報専攻紹介、飯村研究室の紹介があっていました。皆さん、興味津々でした。 ↓↓
~参加者の声~
・情報専攻でどんなことをするのか分かった。学べる内容など聞いていて面白そうだなと思った。
・情報専攻では情報関連の仕事だけでなく、幅広い進路先を持つことができ、グローバル化に対応できるように実践的な英語の学習もできるなどといった細かい情報も得られて満足した。
3階の会場では”超実践的”飯村研究室のゼミ体験がありました。飯村研究室の所属学生による研究紹介は、参加者体験型でまさに実践的なものばかりでした! ↓↓
~参加者の声~
・体験型のゼミ紹介で、どのようなことを行っているのか感覚的に理解することができたので良かった。学生の方も親しみやすく声をかけてくれたので、楽しく参加することができた。
・在学生が社会の課題を解決するために開発したアプリを見て感動した。特に、食育のために開発したアプリでは、子供が楽しく教育を受けられるように様々な工夫がされていてとても面白かった。
2日目のオープンキャンパスは、1,100人以上の方にお越しいただき、15時半頃に全日程を無事終了することができました。
各会場での皆様の楽しそうなご様子が、私たちの大きな励みとなりました。
今回のイベントが、皆様の進路選択の一助となれば幸いです。
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このレポートで、今回のオープンキャンパスにご参加いただけなかった皆さんに少しでも当日の雰囲気を感じていただけましたら幸いです。オープンキャンパス2024レポート①前編:7/14文学部・環境共生学部もぜひご覧ください。
なお、熊本県立大学では、随時個人向けの学内見学を実施しています。オープンキャンパスに参加できなかったものの、本学受験を検討されているという高校生・受験生の皆さんは、ぜひチェックしてみてください。
★学内見学(個人)ページはこちらから(https://www.pu-kumamoto.ac.jp/examination/off-campus-lectures/)
オープンキャンパスは、例年7月頃に開催しています。次回開催分の情報については、開催時期が近づいてきましたら本学ホームページのオープンキャンパスのページに掲載していきます。
★オープンキャンパスページはこちらから(https://www.pu-kumamoto.ac.jp/examination/opencampus/)