アドミニストレーション研究科について


■概要
 博士前期課程では、公共・福祉、ビジネス、情報、看護の4コース制を導入し、多方面からアドミニストレーションの基本概念の修得を目指し、地域社会の要請に応え得る問題解決型の教育研究を実践しています。
 博士後期課程では、社会の様々な分野で生じる諸課題を高度な知識と判断力によって多角的・総合的に解決するための教育・研究を実施するとともに、アドミニストレーションの理論をより一層深化発展させることによって、課題解決の適切さと確実度を高める教育・研究を実践しています。


*理念・人材の養成に関する目的・その他の教育研究上の目的はこちら


■構成

研究科 専攻 課程 入学定員 
アドミニストレーション研究科 アドミニストレーション専攻 博士前期課程 20名
博士後期課程 4名


アドミニストレーション研究科への進学について

■大学院進学の意義
  大学の講義では、県内地域でのフィールドワークを通して社会問題に関心をもち、多くの学生は卒論に取り組むうえで専門的研究に関心を持つようになる。しかし年々企業の就職活動の解禁が早くなるにつれ、4年間の修業時間ではゆっくり研究に取り込む時間が足りなくなってきている。そこで、より専門性に富んだ調査及び研究をしたいというモチベーションが高まった学生には大学院への進学を勧めたい。
  また、本学の大学院は昼夜開講のカリキュラムで編成されているため、仕事をしながらでも多くの専門的領域から調査及び研究ができる。大学院では、定量的分析及び統計学的分析手法を指導する一方で、定性的分析及び理論的研究も指導している。多領域からの研究において実務と理論の融合を基盤とした教育が行われ、社会人大学院生にとっては仕事でのキャリアアップにつながる。
  大学院進学は、学部で総合的な基礎知識を身につけたうえで、さらに専門領域での研究に絞り込み学修することで、社会的課題の問題解決のための専門的な研究を深めることにつながる。つまり、大学院では多くの専門的領域から社会の課題解決のための新しい手法(アプローチ)を切り開くことができるといえる。


■求める人物像(アドミッションポリシー)

博士前期課程 1.研究を進めるにあたり必要な基礎力(分析力、論理的思考力、文章力など)を有することを前提として、専門分野に関する一定水準以上の専門的基本知識や語学力を有していること(一般入試)
2.研究を進めるにあたり必要な基礎力(分析力、論理的思考力、文章力など)を有し、かつ社会人としての高い見識を備えていること(社会人入試)
3.これらの能力を測定し評価するために一般選抜では、英語、専門科目及び面接、社会人選抜では、小論文及び面接、外国人留学生特別選抜では、小論文(日本語能力)及び面接を実施します。
博士後期課程 1.学際的研究を進めるにあたり必要な能力(学術的知見、語学力、探究力、論理的思考力など)を十分に有していること
2.これらの能力を測定し評価するために一般選抜・社会人特別選抜・外国人留学生特別選抜で共通して英語及び口頭試問を実施します。


※入学者受入方針(全文)
  「アドミッションポリシー(入学者受入方針)<アドミニストレーション研究科>」ページへ


■入試情報

・入学者募集スケジュール

秋季募集 出願資格審査申請期間 7月上旬
出願期間 9月上旬
選抜期日 9月末
合格発表 10月中旬
入学手続期間 10月下旬
春季募集 出願資格審査申請期間 11月中旬
出願期間 1月中旬
選抜期日 2月中旬
合格発表 2月中旬
入学手続期間 3月中旬

  
*入試に関する情報はこちら


■授業料・入学金

  授業料・入学金に関する情報はこちら


※本学学部卒業生の大学院入学者への優遇措置(入学金免除制度)について(博士前期課程のみ)

本学出身の若手研究者の育成に資するため、本学学部を卒業し本学大学院(博士前期課程)へ入学を希望する者で、下記の(1)~(3)のすべての条件を満たす者については入学金を全額免除します。

(1) 入学時点で本学の学部を卒業して1年未満の者
(2) 本学大学院の博士前期課程の入学試験に合格し入学しようとする者
(3) 3年次までの累積GPAが3.0以上であること


■支援制度
  在学期間中、大学院生を支援する制度を用意しています。制度の利用については、指導担当教員に相談してください。
  制度の種類・概要はこちらをご覧ください。


アドミニストレーション研究科の教育内容

■主な研究内容&研究者情報
<博士前期課程>

分野 職名 氏 名  専門分野 担当授業科目 




教 授 上拂 耕生 行政法学、公法学、中国法、比較法学 行政法特殊講義
教 授 江﨑 一朗   法哲学、生命倫理と法 社会倫理特殊講義
教 授 小泉 和重 財政学、地方財政論 財政学特殊講義
教 授 澤田 道夫 行政学(自治行政)、参加・協働論、総合管理論 アドミニストレーション特殊講義
教 授 高埜 健 国際関係論、東南アジア地域研究 国際関係論特殊講義
教 授 吉村 信明 商法、会社法 商法特殊講義
准教授 井寺 美穂 行政学 パブリック・アドミニストレーション特殊講義
准教授 佐藤 雄一郎 憲法学 憲法特殊講義
 准教授 西森 利樹   社会保障法、高齢者法、社会老年学  社会保障特殊講義 
准教授 三田 知実 社会学、都市と地域の社会学 社会学特殊講義



教 授 井田 貴志 公共経済学 公共経済学特殊講義、社会統計学特殊講義
教 授 黄 在南 組織論、人的資源論、比較経営論 ビジネス・アドミニストレーション特殊講義、経営組織論特殊講義
教 授 松尾 隆 貨幣・金融論、経済思想 金融論特殊講義
教 授 望月 信幸 原価計算、管理会計 管理会計論特殊講義
教 授 森 美智代 財務会計 公会計論特殊講義
准教授 河西 卓弥   企業金融、産業組織論 ファイナンス特殊講義
准教授 藤井 資子 経営戦略、技術と経営、マーケティング戦略、情報通信政策 経営戦略論特殊講義
准教授 本田 圭市郎 計量経済学、国際貿易論 計量経済学特殊講義
准教授 山西 佑季   会計学(財務会計) 会計学特殊講義

 
報 
教 授 飯村 伊智郎 知能情報学 知能情報学特殊講義
教 授 津曲 隆 情報学 情報社会論特殊講義
教 授 宮園 博光 音響情報工学、音響心理学 情報デザイン論特殊講義
准教授 石橋 賢 感性情報学 情報メディア論特殊講義
准教授 金井 貴 知識と推論 情報セキュリティ論特殊講義
准教授 小薗 和剛 教育情報工学 ソフトウエア論特殊講義
准教授 森山 賀文 応用情報学  情報学特殊講義 

 
准教授 天野 拓 社会保障、福祉、医療 看護研究特殊講義、医療倫理学特殊講義
准教授 中尾 富士子 看護学、看護管理学、がん看護学 ナーシング・アドミニストレーション特殊講義、医療福祉経営論特殊講義
*:論文指導教員
※ 令和2年3月退職予定

<博士後期課程>

分野 職名 氏 名  専門分野 担当授業科目 




教 授 上拂 耕生 行政法学、公法学、中国法、比較法学 法学特別演習
教 授 小泉 和重 財政学、地方財政論 政治・行政学特別演習
教 授 高埜 健 国際関係論、東南アジア地域研究 政治・行政学特別演習
教 授 吉村 信明 商法、会社法 法学特別演習
准教授 天野 拓 社会保障、福祉、医療 福祉・看護管理学特別演習



教 授 黄 在南 組織論、人的資源論、比較経営論 経営学特別演習
教 授 松尾 隆※2 貨幣・金融論、経済思想 経済学特別演習
教 授 望月 信幸 原価計算、管理会計 経営学特別演習
教 授 森 美智代※1 財務会計 経営学特別演習

 
教 授 飯村 伊智郎 知能情報学 情報学特別演習
教 授 津曲 隆 情報学 情報学特別演習
教 授 宮園 博光 音響情報工学、音響心理学 情報学特別演習
准教授 小薗 和剛 教育情報工学 情報学特別演習
*:論文指導教員
※1 令和2年3月退職予定
※2 令和4年3月退職予定

  「学位取得者の論文<アドミニストレーション研究科>」ページへ


■教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)

  「カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)<アドミニストレーション研究科>」ページへ


■授業科目

博士前期課程 授業一覧(PDF)
博士後期課程 授業一覧(PDF)


■学位取得までの流れ

【博士前期課程】

 ※報告会について


【博士後期課程】


■学位授与方針(ディプロマポリシー)
  「ディプロマポリシー(学位授与方針)<アドミニストレーション研究科>」ページへ


アドミニストレーション研究科修了後の進路等について

■修了者の進路 ※過去5年間
【博士前期課程】
医療法人社団鶴友会 鶴田病院、株式会社 地域科学研究所、独立行政法人国立病院機構 菊池病院、医療法人相生会 にしくまもと病院、医療法人博光会 御幸病院、国立病院機構 熊本医療センター附属看護学校、T-STEP、株式会社システム環境研究所 福岡事務所、熊本県庁、熊本県立大学

【博士後期課程】
辻隆友税理士事務所(のち独立開業)、佐賀県庁、大牟田市役所


■修了者の体験談

アドミニストレーション研究科第5期生 川瀬美穂
  私は、平成14年4月に本研究科の博士前期課程へ、そして平成16年4月には博士後期課程へ入学しました。大学院生活の数年間は、専攻分野に関する専門的知識や研究方法を学ぶだけではなく、志を同じくする学友との出会いや先生方との交流など、私の人生において大切な宝となる幾つもの貴重な経験をさせていただきました。それらの実体験のなかで感じた多くの魅力のなかから、その二つを紹介させていただきます。
  まず一つ目は、高度な専門的知識を多角的な視点から学ぶことができた点です。本研究科では、行政学や経営学、法律学など幅広い学問分野の教員から、講義はもちろんのこと、数回に渡って開催される論文報告会を通して、多様な視点からの指導を受けることができます。私は、学部時代から行政学に関心をもち、そのなかでも公務員倫理に関する研究を行ってきましたが、大学院時代には行政組織における倫理的取組みだけではなく、民間企業における取組みに関しても十分な指導を受けることができました。公私における取組みについて学ぶことによって、多角的な視点で研究を行うことができました。
  二つ目は、学部出身者の学友だけではなく、他大学からの入学者や留学生、社会人入学者など幅広い分野、世代の学友と出会えた点です。これは、本研究科が多様なコースを配置し、研究者養成だけではなく、社会人のリカレント教育にも力を入れているからではないかと感じております。今でも講義や院生室で彼らと過ごした楽しく充実した時間が思い出されます。そのときに出会った学友たちは、現在、大学教員や県庁・市役所職員、高等学校の教頭、NPO法人の役員、レストランのオーナーなど幅広い分野で活躍をしており、現在も時折、連絡を取り合う大切な友人です。
  以上のように、本研究科では学際的な研究の遂行はもちろんのこと、それを基とする幅広い分野の人との出会いが可能であることによって、将来のキャリアや人生の豊かさに繋がる経験ができるのではないかと期待しています。


■取得可能な資格

<アドミニストレーション研究科(博士前期課程)>
中学校教諭専修免許状(社会)
高等学校教諭専修免許状(公民)




担当

事務局 教務入試課教務班